・長短

 

  長短。はみ出したら長脈。長脈は一つは気血のこと。気が伸びている。血が足りない。だから短は虚。長は実の要素。短は短くて固い。固いは寒のこと。太い、太いは熱のこと。だから長短で診るのは虚実寒熱。どのような時伸びるのか。長短は気の鬱と(ちょう)を占めす。脈が弱くて長かったら(ちょう)、脈が強くて短かったら鬱。これは間違い。脈が強くて長かったら、脈が弱くて短かったら、こうゆうのある。全部絡んでいる。こういうのあって長短、脈が強くて長かったら暢。これを覚えてしまったら、これは間違い。これはあくまで要素。これは一例。そうすると納得するだろ。鬱は実であって熱であって、ここに塞がる・こもる・滞るとか。暢は広がる。虚とか実とか虚熱と虚陽とか陽虚火旺とか実熱とか。広がる方向。全部絡んでいる、だから長い短いは絡んでいる。要素ではない。そうするとわかりやすい。

 

左手の脈・肝心腎、右手の脈・肺脾腎のこと。だから先天の精の問題。後天の精の問題。左が陰、右が陽。これは要素。男は左、女は右。黄帝内経、これは決めつけ、自然に。要素として覚えるには良いが、自然的に考える。先天の精、後天の精、これは正しい。そして先天の精。後天の精が絡んでいるから、天一から水が生まれ地に行って、右寸浮から右尺沈、右尺沈から左寸浮、左寸浮から左尺沈、左尺沈から右寸浮、これは生理。病理は尺沈から寸浮、寸浮から反対の尺沈、尺沈から寸浮、寸浮から反対の尺沈。これは病理。だから病理的な問題があるってだけ。そして左右で全く違う。これは量の問題。量的なもの、何の?それは分からない。虚・実・陰・陽どの量なのか。全部八網弁証に従って弁証する。これらはひとつの要素。

 


~臨床例①~

 

 院:これはもう長脈、けっこう長い。長脈は長かったら熱。短い冷え、長いけど細い。尺沈骨まで押しても細いのまだある。そして不整脈。そして渋脈。渋脈が脈体に絡んでる。その尺沈が滑の方に、弦の方に行っているのか。この患者さんは虚熱。虚陽とか。うすっぺらい、全然力なし。寒い、寒いと体の熱を分散して熱を確保しようとする。舌青、気滞。陽虚の要素持っている。

 

患:眠れない。夜起きてすぐ眠れない。

 

院:そうだね、虚陽。うすっぺら陽虚。上ろうとする所が空っぽ。そして途中から急に。山頂上まで伸び方遅い。これは遅脈。冷え。寸関尺診て、上ろうとする力なし。のぼり切るまでに消息する。でも口乾く、虚陽だから。

 

患:飲みたくない

 

院:そうだね、虚陽が気虚の方に走っていく可能性ある。寒い。本来尺沈押すほど細くなって熱保有しようとするけど太くてぼやける。虚陽だから。要素として暢の要素。そうするとひとつ。暢の要素は陰虚、陽虚、虚熱、虚陽の要素ある。陰虚火旺も。ここから発展するのは寸浮がどこで触れるのか。けっこう浮いている。浮いているから体寒い。体質的に冷えあるから、寸浮あるようでない。細いのある。これを虚陽どこで治療する。陰虚の要素ないから水飲みたくない。そうではない浮の中の浮だから。弱いやつ。上ろうとするけど弱い。色々虚陽の見方。脈薄い。薄かったら、鍼番手下げて一番。足三里ゆっくり刺す。速く刺したらダメ。はっきりさせない。ゆっくり刺して響かせる。